契約ガイド:建物登記簿

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「リビンマッチ・不動産契約解説サイト」今回は「契約ガイド:建物登記簿」です。

マンションのような区分建物と通常の建物では、表題部の様式が違います。ここでは、通常の建物について説明します。建物登記簿の表題部について解説します。

表題部の記載内容

不動産番号は、不動産を特定するための番号で不動産1個ごとに付けられます。2段目の所在図番号の欄は、建物所在図の番号を表示します。現時点で建物所在図はほとんど作成されていないので、通常は、「余白」の表示がなされます。

その下に、所在・家屋番号・種類・構造・床面積などの欄があります。また、 附属建物を記録する欄が別に設けられています。

 

所在 土地の場合は「××○丁目」までですが、建物の場合は、地番までを所在として、「××○丁目○○番地○」とします。 |2筆以上の土地にまたがって建築されている場合は、建物1階部分の面積が もっとも多い土地の地番を最初に表示します。附属建物がある場合は、主である建物が建っている土地(附属建物がある場合)の地番を、最初 に表示します。

 

家屋番号 家屋番号は建物を特定するための番号であり、土地の地番にあたります。通常は、建物敷地の地番と同じ番号を用いて、地番が4番1の土地にある場合は、4番1とします。 1筆の土地上に複数の建物がある場合は、枝番を付けて区別します。たとえば、地番が4番1の土地に建物が2棟あるときは、家屋番号は「4番1の1」 と「4番1の2」とします。 2筆以上の土地にまたがっている場合は、所在の欄の最初に記載されている地番を用います。

 

【記載例】

建物1棟の場合・・・○○町4番地1  家屋番号4番1

建物が2棟ある場合・○○町4番地1  家屋番号4番1の1

○○町4番地1   家屋番号4番1の2

複数の土地上の場合・○○町5番地1、4番地1   家屋番号5番1

 

種類 種類は、建物の用途を示し、居宅・店舗・工場等があります。土地の地目のように法律で限定されていないので、用途に合うものを適宜表示します。

建物の前面が店舗、その奥が住宅というように、複数の用途の場合には、居宅・店舗と併記し、面積が大きい用途を先に表示します。

 

構造 木造・鉄骨造等の主要構造部の状況、亜鉛メッキ鋼板ぶきや陸屋根等の屋根の状況、および平家建や2階建等の階数を表示します。平成17年3月に施行された不動産登記法では、「葺」と「瓦」は、ひらがなで表記することになり、瓦葺は「かわらぶき」とします。

陸屋根は、勾配のない平らな屋根のことで、「りくやね」とも呼びます。

 

床面積 各階の床面積を平方メートルで、小数点第2位まで表示します。増改築を行ったのに変更登記がされていない建物があり、現況と 登記上の面積が一致しないことがあります。