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「リビンマッチ・不動産契約解説サイト」今回は「不動産契約で必要なものとは?賃貸・売買別に紹介」です。

賃貸にしても売買にしても家探しには非常に労力がかかります。特に契約時にはさまざまな書類やお金が必要となるため、それらの準備にも時間がかかります。今回は不動産の賃貸契約及び売買契約を結ぶ際に必要なものについて紹介します。これから家を買う、借りる予定のある人はぜひチェックしてみてください。

不動産の賃貸契約に必要なもの

まずは不動産を借りる際について契約までの流れと必要な書類について確認していきましょう。

賃貸契約までの流れ

家を借りたいと思った時、賃貸契約を結ぶまでにはおおまかに以下のような流れになります。

  • 物件探し
  • 不動産会社へ行く
  • 内見
  • 申し込み
  • 審査
  • 重要事項説明
  • 契約
  • 入居

それでは1つずつ簡単に確認していきましょう。

  • 物件探し
    まずはどういった家を借りたいのか物件を探す必要があります。探すにあたっては住みたいエリアや希望する間取り、スーパーやコンビニといった周辺の環境、駅からの距離、家賃などの条件をある程度絞っておくことが大切です。現在ではインターネットで多くの物件情報が得られるため、不動産会社に行く前に条件を絞ったうえでいくつかの候補を用意しておくとスムーズです。
  • 不動産会社へ行く
    興味のある物件が見つかったら、その物件を扱っている不動産会社に行ってより詳細な情報を聞きます。不動産会社には予約をしてから行くと待つ時間が少なくなるため効率的です。
    また、自身の希望する条件を伝えることでインターネットでは見つからなかった物件を紹介してもらえる可能性もあります。
  • 内見
    不動産会社で得た情報をふまえて、興味を持った物件があれば実際に内見を行います。図面や写真で見るといいなと思っても実際に訪れて見ると思っていたのと違う、となることもあるため生の部屋を見ることは非常に重要です。
  • 申し込み
    内見の結果、住みたいと思えたら申し込みを行います。ここからさまざまな書類が必要になってきます。
  • 審査
    申し込み後、申し込んだ人が実際にその部屋に住む能力があるのか、審査が行われます。審査では収入や職業、勤務形態といった部分が見られることになります。
  • 重要事項説明
    重要事項説明とはその名の通り賃貸に関する詳細な情報や契約にあたっての説明を受けるものです。この説明を受けて入居希望者が問題ないと判断すれば契約へと移ります。
  • 契約
    実際に部屋を借りる契約を結ぶ段階です。ここでもさまざまな書類が必要になります。
  • 入居
    契約も結び終えたらあとは引っ越して入居するだけです。入居に向けて引っ越しの手配や家具、家電の準備などを進めるようにしましょう。
    以上が賃貸契約までの簡単な流れです。続いては契約時に必要となるものについて確認していきましょう。

必要なもの一覧

一般的に賃貸契約で必要なものとしては以下のようなものがあげられます。

  • 契約者の身分証明書(免許証、パスポート、住基カードなど)
  • 契約者の住民票(の写し)
  • 契約者の印鑑
  • 印鑑証明
  • 収入証明(源泉徴収票など)
  • 費用(敷金、礼金、仲介手数料、前家賃など)

契約にあたっては、改めて身分証明書を提出する必要があります。また、身分証明とあわせて住民票も必要です。住民票に関しては、注意が必要で、マイナンバーが記載されているものは不動産会社は受け取ってくれません。また、正式な契約を結ぶ前に新しい住所に住民票を移してしまう人が中にはいますが、新しい住所の住民票では受け取ってもらえない可能性があるので注意してください。

なお、一人暮らしの場合は世帯全員の情報は必要ありません。引っ越す人のみの情報があれば大丈夫です。また本籍地の記載は基本的に不要ですが、場合によっては必要となるため事前に確認しておきましょう。

次に、契約書についてですが、契約書は複数枚あり何箇所も捺印する部分があるので印鑑も忘れないようにしましょう。場合によっては印鑑証明も求められることがあります。

そして、審査の際に主に必要となるものですが収入証明も用意しなければいけません。
契約を結んだら不動産会社に対して仲介手数料を支払うほか、敷金、礼金、前家賃など各種費用を支払うことになります。

ちなみに連帯保証人を用意する場合は以下の書類も必要になります。

  • 連帯保証人の承諾書
  • 連帯保証人の身分証明書
  • 連帯保証人の印鑑証明
  • 火災保険加入申込書

不動産の購入時に必要なもの

続いては不動産を購入する場合です。

売買契約までの流れ

詳細は賃貸の場合とほとんど同じなので詳細は省きますが、売買契約までの流れは以下のようになります。

  • 希望する条件を決める、予算を決める
  • 物件を探す、問い合わせを行う
  • モデルルームなどの見学
  • 申し込み
  • 重要事項の説明
  • 契約
  • 住宅ローン契約
  • 事前内覧、入居説明会
  • 残金決済
  • 引き渡し

賃貸と異なる部分としてはまず購入の場合、モデルルームの見学ができます。家のイメージを膨らませる際などに見学してみるといいでしょう。また、購入時には住宅ローンを組むのが一般的なため、家の契約と合わせてローンの準備も進めなければいけません。

新築の場合、建物が完成した段階でその状態をチェックする事前内覧が行われます。問題点がなければ大丈夫ですが契約内容と異なる部分があった場合などはしっかりと伝え解決してもらうようにしましょう。ちなみに、新築のマンションに入居する場合は入居説明会が行われることがあります。

残金決済とは、契約時に支払う手付金以外の残りの費用を支払うことです。ローンを組んでいる場合、金融機関から不動産会社へと振り込まれるのが一般的です。

必要な書類一覧

売買契約を行う場合に主に必要となる書類は以下の通りです。

  • 身分証明書
  • 住民票(の写し)
  • 印鑑
  • 印鑑証明
  • 収入証明
  • 費用(手付金、仲介手数料など)
  • 印紙代
  • 仲介手数料
  • 申込書

基本的には賃貸契約を結ぶ場合と同じようなものが必要となります。

なお代理人が契約に立ち会う場合は以下のようなものを用意する必要があります。

  • 本人の自署と実印が押印ある委任状
  • 本人の印鑑証明書
  • 代理人の印鑑証明書
  • 代理人の印鑑
  • 契約者の本人確認書類
  • 代理人の本人確認書類

不動産契約を行う時のポイント

最後に契約を行う際に押さえておきたいポイントを紹介します。

書類は早めに用意

ここまで説明してきたように賃貸、売買ともにさまざまな書類が必要になります。もし引っ越したい時期がすでに決まっているのであれば時間に余裕を持って書類を用意しておく必要があります。

特に住民票に関しては、日中は忙しくて役所に行けないケースもあるかと思うので休日開庁日を確認するなどしておきましょう。また事情によって住民票が実家の住所にある場合は家族に代理取得してもらわなければいけないため、時間もかかります。

不動産会社によって必要なものが変わることも

今回紹介したものに関してはあくまでも一般的に必要とされているものです。大きく異なることはあまりないと考えられますが、不動産会社によって提出を求められる書類が違うこともあるので、必ず各不動産会社に確認するようにしてください。

不動産契約にはさまざまな書類が必要

今回は賃貸契約、売買契約それぞれで必要となる書類やものについて紹介してきました。新しくはじまる生活にワクワクしているかもしれませんが、その前に書類等はしっかりと準備しておかなければいけません。抜け漏れがあると手間になるので必ずどういったものが必要になるのか確認するのを忘れないでください。

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